サトウ多めはあまあまデス
第17話 問題解決?
ラテってカフェラテのことだよね。
えっと珈琲にミルクたっぷりってことかな?
……違う!そうじゃなくって!
また誤魔化された!
パパだけじゃなくママとの子って、隠し子っていうか完全に兄妹?
そう思いながら待っていると、なんだか本格的なカシャカシャという音が聞こえて、それから珈琲の芳ばしい香りがした。
「はい。お待たせ。」
「わぁ。可愛い。」
目の前に置いてくれたのには四つ葉のクローバーのラテアートがされていた。
本格的な機械なんてないはずなのに、こういうことをサラッと出来ちゃうのがやっぱりさ。
そうやって何人の女の子を…。
深読みしてなんとなく素直に喜べない。
「幸せなココにピッタリだろ?」
柔らかな笑顔を向けてくれるケイちゃんに、これで女の子を騙してるんでしょって思ったことを少しだけ申し訳なく思う。
「何?嫌だった?」
ふるふると首を振る私の頭がまたグリグリされた。
「料理人が一番嬉しいこと何か分かる?」
急になんだろう…。
「うーん。料理が上手に出来た時?」
フッと息を漏らしたケイちゃんがまた頭をグリグリする。
そのまま胸の中に引き寄せられグリグリされたまま上から声が降ってきた。
どんな表情かはまったく分からないけど優しい声。
「作った料理を美味しそうに食べてくれた時。だからココは難しく考えないで食べたらいいんだよ。」
またケイちゃんに優しい言葉をかけてもらってる。
いつも私はケイちゃんにもらってばかりだ。
私は何をしたらいいんだろう。
遊び人ー!ってついさっきまで思ってたのにケイちゃんは幸せなのかなって疑問がまた頭の中にやってきて、甘いはずのレアチーズの味がよく分からなくなってしまった。
その上、パパとママとの子ならどうして隠し子なんて言ったんだろう。
どうして子供の頃は一緒に暮らさなかったんだろう。って別の疑問まで出てきてどうしていいか分からなかった。
えっと珈琲にミルクたっぷりってことかな?
……違う!そうじゃなくって!
また誤魔化された!
パパだけじゃなくママとの子って、隠し子っていうか完全に兄妹?
そう思いながら待っていると、なんだか本格的なカシャカシャという音が聞こえて、それから珈琲の芳ばしい香りがした。
「はい。お待たせ。」
「わぁ。可愛い。」
目の前に置いてくれたのには四つ葉のクローバーのラテアートがされていた。
本格的な機械なんてないはずなのに、こういうことをサラッと出来ちゃうのがやっぱりさ。
そうやって何人の女の子を…。
深読みしてなんとなく素直に喜べない。
「幸せなココにピッタリだろ?」
柔らかな笑顔を向けてくれるケイちゃんに、これで女の子を騙してるんでしょって思ったことを少しだけ申し訳なく思う。
「何?嫌だった?」
ふるふると首を振る私の頭がまたグリグリされた。
「料理人が一番嬉しいこと何か分かる?」
急になんだろう…。
「うーん。料理が上手に出来た時?」
フッと息を漏らしたケイちゃんがまた頭をグリグリする。
そのまま胸の中に引き寄せられグリグリされたまま上から声が降ってきた。
どんな表情かはまったく分からないけど優しい声。
「作った料理を美味しそうに食べてくれた時。だからココは難しく考えないで食べたらいいんだよ。」
またケイちゃんに優しい言葉をかけてもらってる。
いつも私はケイちゃんにもらってばかりだ。
私は何をしたらいいんだろう。
遊び人ー!ってついさっきまで思ってたのにケイちゃんは幸せなのかなって疑問がまた頭の中にやってきて、甘いはずのレアチーズの味がよく分からなくなってしまった。
その上、パパとママとの子ならどうして隠し子なんて言ったんだろう。
どうして子供の頃は一緒に暮らさなかったんだろう。って別の疑問まで出てきてどうしていいか分からなかった。