恋の神様におまかせ♪







そんな感じで4人での勉強を続けた結果、全員志望校に受かることができた。


明日から新しい場所で、新しい日常が始まる。



潤平は家が近いから、明日からも何も約束なんてしてないけど、一緒に登校すると思う。

朝霧は……どうすんのかな。


ちょっと気になって、明日一緒に行く?ってLINEを送ってみた。

するとすぐに既読になって、ものの数秒で返信がきた。


“いく!!!!!!!!”



!!多すぎだろ。

必死だな。


ふっ、と頬が緩んだ。


最近朝霧と話してると自然と笑ってしまう。

だいぶ気を許してしまってるみたいだ。


俺は分かった、と返して、ベッドに横になった。








***








「おっはよん♪」


「おはよう!」


「あぁ、おはよ」


俺の家の前に並んで立っていた2人に挨拶を返して、自然と朝霧の横に並ぶ。


道中下らない話で盛り上がりながら登校して、それぞれの教室に入っていった。











< 245 / 301 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop