恋の神様におまかせ♪
3日前。
「はあぁぁぁあ!?」
大学の食堂に、男の叫び声が響き渡った。
この2ヶ月間、潤平にはうちに来ないように言ってあったので、稲穂のことは話していなかった。
でも、どうしても相談したいことがあったので、意を決し、全てを洗いざらい話してみた。
……ら、さっきの叫びである。
「……うるせぇよ」
「いや!叫ぶだろ!めっちゃびっくりしたわ!」
まぁ、分かるけどさ。
皆見てるから。めっちゃ見てるから。
俺は口元に人差し指を当てて、静かにしろと目と仕草で訴えると、潤平は足の間に手を入れて縮こまった。
「それでさ、相談ってのがさ……」