恋の神様におまかせ♪
それから色々な話で盛り上がり、気づいた頃にはもう空は真っ暗になっていた。
「じゃあ、そろそろ失礼します」
「引き止めてごめんなさいね。またいつでもいらっしゃい」
「ありがとうございます」
俺は深々とお辞儀して、白川家を後にした。
「ただいま」
「あ!おかえり蒼太!」
家に帰ると、稲穂が可愛らしい笑顔で抱きついて来た。
抱きしめ返すと、嬉しそうに笑ってる。
可愛いな、もう。
思わず額にキスを落とした。