恋の神様におまかせ♪



稲穂ちゃんってやっぱり凄いなぁ……。


と思っていたら、くるっと振り返って言った。


「春代ちゃんもしなよ!」


「………へ?」



一瞬固まってしまった。


私もって……握手を!?

また私は真っ赤になってしまった。


そ、そんな、私なんかがしちゃっていいの!?


「いいでしょ?先輩」


「もちろん!むしろ大歓迎だぜ!」


「バグでもいいよ」


そう言って悠祐先輩は両手を広げた。


は、ハハハハグなんて無理だよぉ!

私は更に顔が赤くなって、頭を振る。


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