冷徹部長の愛情表現は甘すぎなんです!
「駐車場で香弥さんと話していたとき、『あの事務の女の子が好きなんでしょう』って言われたんだ。どうやら俺は君を見るときの表情が、普段とは違っているらしい」
「あ……そういえば三坂さんも、わたしと話している由佐さんはあまり見ない表情をするって言っていましたよ」
お店で三坂さんと話をしていたときのことを思い返しながらそう言うと、由佐さんは面白くなさそうな顔をしてわたしに顔を近づけてきた。
「純とそんな話までしていたのか、君は」
「み、三坂さんがわたしの気持ちになんとなく気づいたみたいで……!」
急に縮まった距離にドキドキしてしまい、整った顔を見つめながら頬が熱くなってくる。そんなわたしに目を細めた由佐さんは、そっと囁いた。
「……そういう顔をされると、キスしたくなるだろ」
掠れた声が背中にまで響いて体を震わせると、彼はわたしの後頭部に片手を移動し、誘うような視線を向けたあとキスをしてきた。口づけはすぐに深くなっていって、彼の唇に翻弄されてしまう。
舌が絡むたびに聞こえる水音が恥ずかしいのに、もっとしてほしい。好きな人とのキスは、すごくドキドキするから……。
由佐さんの胸元のシャツをぎゅっと握ると、彼はさらに深いキスをしてきた。
「あ……そういえば三坂さんも、わたしと話している由佐さんはあまり見ない表情をするって言っていましたよ」
お店で三坂さんと話をしていたときのことを思い返しながらそう言うと、由佐さんは面白くなさそうな顔をしてわたしに顔を近づけてきた。
「純とそんな話までしていたのか、君は」
「み、三坂さんがわたしの気持ちになんとなく気づいたみたいで……!」
急に縮まった距離にドキドキしてしまい、整った顔を見つめながら頬が熱くなってくる。そんなわたしに目を細めた由佐さんは、そっと囁いた。
「……そういう顔をされると、キスしたくなるだろ」
掠れた声が背中にまで響いて体を震わせると、彼はわたしの後頭部に片手を移動し、誘うような視線を向けたあとキスをしてきた。口づけはすぐに深くなっていって、彼の唇に翻弄されてしまう。
舌が絡むたびに聞こえる水音が恥ずかしいのに、もっとしてほしい。好きな人とのキスは、すごくドキドキするから……。
由佐さんの胸元のシャツをぎゅっと握ると、彼はさらに深いキスをしてきた。