【未完】入江くんは優しくない。
ずばり、クーラーが壊れて涼めないのです!
扇風機は一昨日の夜、お父上様が寝ぼけて振り回した挙句に破壊しました、はい。
これは何が何でも入江くんの家で涼ませてもらわなければ!
もしくは、入江くんをこちら側に引っ張り込んで同じ苦悩を味あわせるという手法に出るのだ!!そしたら気分も多少は晴れよう。はっはっはっはぁっ!!
「声に出てるバカ」
「ふぐぅおおうっ!!」
「なるほど、そんな魂胆がね。やっぱりバカの考えることは理解できない」
「うぐぐぐぐぅ……っ」
返す言葉もございませぬ。
故に、ここで指をくわえて耐え忍ぶのであります私めはっ……!