慰めのDISCO
翌朝起きると、身体のあちこちが軋んで痛かった。
燐はまだ寝ていて、朝食の準備をしていると、起きてきた。
「悪い。昨日、優しくしてやれなかった」
「おはよ。いいよそんなの」
改まって、昨日の情事について言われると、恥ずかしい。
ろくに燐を見ずに、答えた。
すると、後ろから急に燐がハグしてきた。びっくりして、心臓が止まるかと思った。
「照れてんの?」
「別に照れてなんか―――」
「可愛いなあ、お前。こんな可愛い生物が地球にいるなんて、思いもしなかった」
燐は私の首筋にキスをして、びくんっと反応した私を燐が逃さなかった。
「ちょっと!朝ごはんを!」
「俺、ルウを食べたい」
もう私のお尻に硬いものが当たる。