慰めのDISCO




こんなヤキモチをやくなんて、私らしくない。



でも、今すごくモヤモヤした気分。






燐はすぐにお風呂から上がってきて、私の横に座った。


「何も飲んでないじゃん。ほら、お茶」



コップに注いだお茶を机に置いてくれた。



「あ、うん。ありがと」


「どうした?なんかあった?」


「ううん、何でもない」



こんなにしょうもないヤキモチを知られたらきっと重い女だって思う。


燐は多分そう。




「髪の毛乾かしてやるから。ここ座って」



促されて、燐の足の間に座ると、髪を乾かしてくれた。



人に乾かしてもらうってこんなに気持ちいいんだ。


いや、燐に乾かしてもらうからかな。





「はい、おわり。そろそろ寝る?もう3時回ってる」


「あ、うん」



燐は素直にただ寝るだけらしく、ベッドに潜り込んだ。

でも、ベッドはシングルベッドで二人で入るとぎゅうぎゅうだ。






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