慰めのDISCO
DISCO3
燐はあの夜から、バイトに行くことを許してくれた。
「勝手なことしてごめん」
ベッドの中で、燐は謝った。
「お前はどこにも行かないんだよな」
そう呟いて、また私を抱きしめた。
相変わらず、私は燐の家に居候している。
お金を渡そうとしたけど、燐は頑なに受け取ってくれなかった。
燐は私がここにいるだけでいいと言う。
私はとりあえずその言葉に甘えることにして、私は今もずっと燐の隣にいる。