慰めのDISCO





「ルウ!」




振り返れば、健斗がまだ私を見ていた。






「またな!」






笑って、手を振っている。左手をあげて。







「K……」




その左の手首には青字でKと彫られていた。




燐と同じように。




< 86 / 101 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop