慰めのDISCO
「帰ってきてみて、お前の行方が分からなかったときの俺の気持ち考えろよ!俺は本当に夢が現実になったかと!!」
「ごめん、燐。大丈夫だよ、私はここにいるし、いなくならない。大丈夫」
燐を抱きしめると、少しだけ震えていた。
もしかすると、私をディスコに迎えに来たときも、平気な振りをして、本当はとても怖くて怖くて待ってられなかったのかもしれない。
「燐のことは私が守るって言ったでしょ」
燐を連れて、リビングまで歩いて
二人でソファに座った。