何もない学校の花壇。
そこに毎日水をやり続ける菊地くんと、その理由を暴きたい形原さん。
" あそこに花が咲いたらなら── "
知りたいけど知りたくなかった、その秘密。
*
花壇に水をやる男の子と、それを眺める女の子というほのぼのとした情景の中で、心を通わせていく2人を想像しながら終始ニヤニヤしていました。
初めはうっとうしそうに対応していた菊地くんの、片原さんだけに見せる甘い部分、不意打ちの「デレ」。鼻血ものです←
菊地くんの秘密に絡んでいた過去……。
その人の「過去」はその人だけのもの。もう変えようのない事実だから、知ってしまったあと、どうしても胸が苦しくなる。
だけど、どうしようもなく君が好き。
【君の秘密を暴きたい】
神木玲華さんの素敵な企画と、はくむさんの素敵な文章でとても素晴らしい作品になっています!ぜひ御一読を!!