君が残してくれたもの
「母の日が終わるまででいいから。ね?」
私はこの話に意外と乗り気だった。
というのも、バイト自体に興味はなくとも、あっちゃんには興味があったからだ。
あっちゃんは、母の友人で、まぁ…花屋をしている人のようには見えない人。
ヘビースモーカーだし、声が大きくて大きな口を開けて笑う。
豪快な人。
幼い頃からちょくちょく我が家にも顔を出していた。
いつも、私の話を豪快に笑い飛ばす。
「仕方ない…」
私が渋々頷くと、
「よかった。あっちゃんよく知らない子を雇うの嫌がってね。高校生になったんならなずな来てくれないかなあって」
母は私がOKすることをわかっていたような感じだった。
私も、嫌な気はしない。
むしろちょっと楽しみなのだ。
私はこの話に意外と乗り気だった。
というのも、バイト自体に興味はなくとも、あっちゃんには興味があったからだ。
あっちゃんは、母の友人で、まぁ…花屋をしている人のようには見えない人。
ヘビースモーカーだし、声が大きくて大きな口を開けて笑う。
豪快な人。
幼い頃からちょくちょく我が家にも顔を出していた。
いつも、私の話を豪快に笑い飛ばす。
「仕方ない…」
私が渋々頷くと、
「よかった。あっちゃんよく知らない子を雇うの嫌がってね。高校生になったんならなずな来てくれないかなあって」
母は私がOKすることをわかっていたような感じだった。
私も、嫌な気はしない。
むしろちょっと楽しみなのだ。