いつかその夢にて永遠を。 〜最初で最後の永久の愛をあなたへ~
理優ちゃんは自分のスカートのポケットから、光り輝く物を取り出した。

太陽の光を反射して輝いているけど、この形状は、おそらく…‥………………

-ナイフ。

「あーあ。あたしを裏切らなかったら、殺さなかったのに。」

殺っ。
えぇっ!

「そこの女。」

理優ちゃんが、南君の隣にいた女子を睨みつけた。

-目が、冷めている。

あれは、人間を見る目じゃない。
敵を、見る目だ。
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