いつかその夢にて永遠を。 〜最初で最後の永久の愛をあなたへ~
理優ちゃんが、南君の足を踏みつけた。

「あ?」

「い!い!か!ら!」

理優ちゃんは、怒ったような声をして南君を急かす。

あゝ。
このまま、私は、死ぬの?

ううん。
それでも、いいかもしれない。

ドクドク。
紅い血が2人の足元を染める。
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