いつかその夢にて永遠を。 〜最初で最後の永久の愛をあなたへ~
『怜依っ。』

『ねぇ、秀香、今嘘ついたでしょ?』

うっ。
図星ぃ。

『ごめん、秀香。』

怜依は、私のことを、ギュッと抱きしめた。
幽霊だから、感覚は無いけどさ。

『怜依。』

お願い。
お願い、神様。

このまま、私を、あの世へ連れてってください。
< 38 / 140 >

この作品をシェア

pagetop