いつかその夢にて永遠を。 〜最初で最後の永久の愛をあなたへ~
「ああ、誰か、お母さんが来ていない子は……………」

先生は、ペラペラと名簿をめくり始めた。

「はい!僕、親来てないよー。」

へ?
えーと。
いた、わね。

「あら、本当。じゃあ、湊君、佐抜さんと一緒にやってくれないかしら。」

「んー。いいよー。僕もねー、暇だったし。」

……………
有り得ないわ、この子。
先生にタメ口?
< 45 / 140 >

この作品をシェア

pagetop