いつかその夢にて永遠を。 〜最初で最後の永久の愛をあなたへ~
花が散った日
「た、ただいま。」

恐る恐る自分の家のドアを開いた。

「遅い。」

仕方が無いじゃない!
委員会だったんだから!

「夕飯、あんたの分は作ってないから。」

なんですって!?
ちょっと、あなたはー!

「お母さん、いい加減にして欲しいわ!」

「あ?」

「なによ。ご飯くらい作っててもいいじゃないの!?」

< 57 / 140 >

この作品をシェア

pagetop