いつかその夢にて永遠を。 〜最初で最後の永久の愛をあなたへ~
「は?」

あなたは、馬鹿なのですか?お母さん。

あなたは、娘にご飯を作ってあげることさえ、出来ないの?

あんた、馬鹿?

あんた、阿呆?

生憎ねぇ、私、馬鹿じゃないのよ。知らないの?

「もう、いい!」

私はクルリと母に背を向け、部屋に向かう。
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