いつかその夢にて永遠を。 〜最初で最後の永久の愛をあなたへ~
すると、怜依は一瞬黙りこんでしまった。

『ちょ!何とか言いなさいよぉ!』

『気をつけな。』

え?
なによ、いきなり。

『秀香、理優、虐められるかもしれない。だってさ、殺人者の、娘なんだから。』

『あ。』

なによ。
そんなの、信じたく、ないからね!

『それに、お前、自分のことも、気にかけておけよ。』

『え?どういうこと?教えなさいよ!』
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