いつかその夢にて永遠を。 〜最初で最後の永久の愛をあなたへ~
まぁ、私が恋なんかしたくないからっていう理由だけどね。


うわ!
まっず!

もう、時間じゃないの!
急がなきゃ、初日から遅刻だなんて、とんだ恥さらしだわ!

がしっ!

真新しい紺色のスクールバッグを掴み、ドアを蹴飛ばした。

もう!
ドアを開けている時間も、鍵を閉めている時間も無いんだから!

でも、家の鍵をしめ忘れると色々危ないから、取り敢えず閉めていく。
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