約束の時まで。
...!?
頭のなかで考えてたことと反対の事態に。
おっと。これは結構危険事態。
何事。
ってそらちゃん??
そらちゃんって呼ぶのは...
確か...

「はーちゃん!?」

そのとき小森隼人はニコッと可愛らしい笑顔を見せて

「そうだよ。」


どういうこと??はーちゃんはおんなのこのはず。昔仲良しでよく一緒に遊んでいた。フランス人形のようなきれいな顔に着せ替えごっこしてた記憶が...うすうす
だんだん...

「もー。そらちゃん。あの時は大変だったんだよ??そらちゃんが服脱がせて俺のこと着せ替え人形にしちゃうし。」

またまたクラス全体がどっと笑った。
いや、約1名をぬかしてか。
ってそんなことかんがえてるようない。言う必要なくない!?
あぁもう最悪
今までまぁまぁで過ごしてきたのに。
私はまん中に立ちたくないの。
No.2がいいの。
なのにこいつは...
とにかく!いつも通り冷静に対処。

「ごめんね。今まで女の子だと思ってたの。でもまた再開することができて嬉しい!これからよろしくね」

これでいいだろう。

「そらちゃん??どうしたのその話し方。」

は?
元々ですけど笑
他の人たちも

「そらは元々こんな感じだよ~ちょっとクールだけどみんな近寄りがたいとまではいかないカッコいい系女子」

まぁかなりずれてるけどそういうことにしたのは自分だからしょうがないか。

「ふーん。そらちゃんあとではなしたいことがあるんだ。僕のお家にきて。お母さんどうしも仲良かったでしょ??
あ、真乃も呼んでおいてね!」

「わかった。今日の放課後いくわ。」

そんなことを話していると担任が

「おいお前ら~授業始まるぞ。席について~。あ、そらちょんと小森知り合いだったんだよね??席はそらちょんのとなりな。教科書まだだからそらちょん。見せてあげて。」

「先生。そらちょんってなに??」

「うちのクラスは俺が1人1人ニックネームつけているんだ。小森はもう決まってるだろ。」

「え??なに??」

先生はニヤニヤしながら

「はーちゃん。」

その瞬間クラスは大爆笑した。
みんな笑っていた。
あいつも私だけが距離が近かったのが嫌だったんだろう。嬉しそうに笑っていた。

「先生。それはダメ。それはそらちゃんしかよんじゃだめなの。だから他のにして。」

お調子者の光が。

「お前らそういう関係かよ~」

あぁ。メンドクサイ.
これは私の口癖。
心の中のね。
そんなことを思っていると

「さぁね。でもはーちゃんはだめ。」

「わかった。それじゃ...
はやまる!」

先生のネーミングセンスどうにかならないのかな...??

「いいね!俺気に入った!」

まじかよ...
まぁ、本人がいいならいっか。

「それじゃ改めてよろしくな。はやまる。」

そんなことを話していたら一時間目終了。
こんなんでいいのか先生よ。

あぁー。こちらをものすごい顔でにらんでいるやつがいる。
これからめんどうなことがおきないといいな。
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