絶対に離さない



うーん。どういう服着ればいいのかな?



...いやいや!デートじゃないしね!?



普通の服でいいかなー。



いつも着ているように、白のオフショルダーにデニム素材のフレアスカート。



日焼けすると赤くなるから日焼け止めも塗らなきゃね。


ピンポーン


「はーい!」


私は階段を駆け下り玄関をあけた


「はよ。」


「おはよー。水無月くん。」


水無月くんはラフな格好だけど元々の素材がいいから結構似合ってる。


「おい。そんな見られると照れる...//」



「あ、ごめん。そーいえば今日はどこ行くの?」


水無月くんは「暑いしどっかの店でも見て回るか」と言ったので


「あ、なら雑貨屋さん見てもいいかな?」



「あぁ。礼で誘ったから好きなとこでいい。」


「そっかー!ありがとー」


私は立ち止まり、



「暑いしアイスでも食べてから行こっかと」



と、水無月くんの前に立ち見上げるように提案してみた。



「そうだな...//」


水無月くん顔に真っ赤...



そこまで暑くないのになー?




「水無月くん大丈夫...?熱でもある?」
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