絶対に離さない
【華side】


あれから、水無月くんとはいろんな所に回ってるんだけどなんか...不機嫌なのかな。


「あ、あの。水無月くん?どうしたの?」


「!...あぁ。なにもない。」


そう言い水無月くんは下を向いた。


「もしかして美久ちゃんに言われたこと気にしてる?」


そう言うと水無月くんは目を見開いた。


あ、図星?


「...」


「なんかごめんねー。私と付き合ってるとかいわれて、迷惑だったよね?」


笑いながらいう私に対して水無月くんは真剣か目で


「言われるのは別にどうってことねぇよ。ただ...」


「ただ...?」


気まづそうに


「お前にあそこまで否定されると傷つく。」


えぇ!?そこなの!?


「ご、ごめん。でも、どうして...」


普通は好きじゃない人と付き合ってるとか誤解されたら困るよね。


でも、否定されたことにって...?


「...俺さ。神楽の事好きだから。」
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