星の王子様
隣の席の王子様
ホームルームが終わった後。優輝くんが声をかけてきた。
「結衣っていい名前だな。可愛い…///」
え。かわいい?え。えぇーっ。
かわいいって私のこと⁉︎それとも名前ー⁉︎
「あ、ありがと…。」
き、聞いてみようかな…?
「あ、あのさっ。かわいいって…その…名前が…だよね⁉︎///」
自分で聞いときながら結構恥ずかしい…
聞かないほうがよかったかも、これ…
「え。うん。名前だよ?」
がーん。やっぱりそうだよね。私がかわいい訳ないもん…泣
(ニヤッ)
「なんてなっ。冗談。結衣めっちゃかわいいよ♡」
「だって、一目惚れしたし…俺。」
「え。えっ。えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ」
う、嘘だ。私今、めっちゃからかわれてる…
だって、優輝くんって、この学園の王子様でしょ⁉︎
学園の王子様が私に一目惚れとか…
ないない。うん。ない。
王子様なんだから、彼女の1人や2人いるよね?
「ぷっ。ははっ。なんでそんなに驚いてんの⁉︎笑」


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