教室の窓から、私は死んだ。


「すみ、何組だろうね〜」


「絶対あーちゃんと同じがいい〜」


他愛もない話を続け、学年掲示板へ向かう。


2、3枚の紙が張り出されており、そこへ生徒達が群がっているのが見えた。



胸を躍らせ、大きくなる歩幅。
生徒をかき分けてやっと見ることができた。


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