【短編】スキ❤キス
「何で・・・?有紀なの?」
「亜由美・・・・・」

「私に任せて亜由美!」
有紀はそう言うと孝太のほうに向かった。

「孝太・・・・・・」
私は教室のみんなが見ている前で泣いてしまった。

「藤永さん・・・・・」
みんなが私の名前と言う。

孝太!!



しばらくして有紀が戻ってきた。
「亜由美!ただいま」

「有紀・・・
 孝太と話ってなんだったの?」

私が聞くと有紀が止まった。
「孝太君が言ってたけど・・・・」

「何?」
「今日のデート取り消しだって」

「うそ?」
「ホントだよ?」
< 16 / 39 >

この作品をシェア

pagetop