【短編】スキ❤キス
次の日。

私は昨日の事を考えて全然寝ていなかった。
「孝太・・・・有紀・・・・・」

私の頭の中で二人の名前と光景が回った。
「亜由美!!孝太君と有紀ちゃんがお迎えに来てるわよ?」

「はーい!!」
私は制服に着替えてカバンを持って部屋を飛び出した。

「お弁当でしょ?今日は」
お母さんはお弁当を渡してくれた。

「ありがとう!!」
「亜由美!!お守り!!」

お姉ちゃんは私に恋のお守りをくれた。

「行ってきます!!」
「孝太!有紀!おはよ」

「おはよ!亜由美!!」
有紀はいつも通りの声で挨拶をしてくれた。

一方孝太はニコニコわらってる。
「孝太?どうしたの?」

「別に!!今日も亜由美かわいいなと思って!!」
「孝太!!可笑しな事言わないでよ!!」

孝太もいつも通りだった。
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