【短編】スキ❤キス
映画が始まる10分前に私と孝太は劇場に入った。

「楽しみだね!」
「あぁ!!」

私と孝太はさっき買ったジュースを飲んだ。

「亜由美、それ俺に一口くれ」
「いいよ?」

私はジュースを差し出した。
孝太はジュースを飲んだ。

「おいしい?」
「おぉ!かなりな」

「そっか!!」

しばらく話しているとブザーがなった。

「あ・・・始まった」
私は小声で言った。

映画の内容はよかった。

でも・・・孝太と一緒に居るということに意識した。

いつも一緒にいるのに・・・・・。
私は孝太を見た。

孝太・・・また背が伸びたね・・・。
孝太・・私の事スキ?

私はそんな事を考えながらも映画を見た。
< 26 / 39 >

この作品をシェア

pagetop