ガード
話しているうちに翔の部屋に到着である。
ゆっくりドアを開けて中に入ると、キングサイズの天蓋付きべッドの中には水浦翔が静かに眠っていた。
プリンセスかと思いながら、あずさと一緒にカーテンの横にスタンバイする。
真実の愛のキスとやらで目覚めるほど、こいつは簡単ではないのだ。
「いい?」
「ん。」
2人で3メートルはあろうかというカーテンを勢いよく開ける。
本来なら自動で、ボタン一つ押せばそれでよいのだが、この問題児を起こすには勢いがないとだめなのだ。
ここ数週間で学んだことである。
瞬間的にベッドにもぐりこんだ彼に大声で叫ぶ。
そう、もはや叫ぶのだ。
「朝です!!起きてください!!!!!」
仕事中なので一応敬語だ。
「あと少し・・・。」
断末魔のように言う翔に、見かねたあずさが小声で言った。
「おい翔、早く起きろって。朝飯抜きになるぞ。」
これも効かないらしい。
ゆっくりドアを開けて中に入ると、キングサイズの天蓋付きべッドの中には水浦翔が静かに眠っていた。
プリンセスかと思いながら、あずさと一緒にカーテンの横にスタンバイする。
真実の愛のキスとやらで目覚めるほど、こいつは簡単ではないのだ。
「いい?」
「ん。」
2人で3メートルはあろうかというカーテンを勢いよく開ける。
本来なら自動で、ボタン一つ押せばそれでよいのだが、この問題児を起こすには勢いがないとだめなのだ。
ここ数週間で学んだことである。
瞬間的にベッドにもぐりこんだ彼に大声で叫ぶ。
そう、もはや叫ぶのだ。
「朝です!!起きてください!!!!!」
仕事中なので一応敬語だ。
「あと少し・・・。」
断末魔のように言う翔に、見かねたあずさが小声で言った。
「おい翔、早く起きろって。朝飯抜きになるぞ。」
これも効かないらしい。