ガード
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『え、パーティー?』

『おう。』

既に私、翔、あずさでグループLINEまで結成してしまった今日この頃である。

年齢も3人同じであると判明した今、仕事以外では敬語は抜きというルールが成立していた。

このようなわけで、本日の仕事が終了した私はビール片手に、トークを開催しているというわけである。

『なに、パーティーって。』

混乱しながら打つ。

『アローグループが今度、ARROWっていうジュエリーブランドを展開するのは知ってるか?それが来週銀座で初出店するんだと。』

あずさがそう打ってきた。

『それと私たちがどう関係があるの?』

『そこで会長と一緒にパーティーに出席する翔を守れということらしい。』

『ふーん。』

だが、まずいのはここからだった。

『ただのボディーガードじゃない。今回はガードしてるのが見つからないようにするのが仕事だ。』

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