ガード
「ここまでくると反論する気も起きず。」

「・・・分かりました。どうぞエロい足にしてください。」

翔はあずさと顔を見合わせほくそ笑むと、さっそく仕事にとりかかった。

「あずさ、手伝ってくれ。」

「おう。なんせこの量だからな。」

「どうする?」

「迷わない方法はあるぞ。」

「なんだ。」

「やっぱこうするしかないんじゃねえの。」

「なんだよ。」

あずさが翔にこっそり耳打ちした。

一体何をしでかすというのか。

「それ、いいな。」

「だろ?でもちょっと待て、お前今いくらある?」

「任せろ、父さんのカード持ってきた。」

「なるほど。じゃあいけるな。すいません。」

そう言って店員を呼んだあずさは翔と口をそろえてこう言い放った。

「「ここからここまで全部ください。」」
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