Smile Again 〜あなたの笑顔が見たいから〜
わっ!?こっち見てる?
そう思って心拍数がちょっと上がり始めたのと、男の子が私めがけてスタスタと歩き始めたのが同時くらいだった。
男の子が近づくに連れ意味もなくドキドキが早くなっていく
え?えぇっ!?
なに、なに???
なんとなくアワアワしていると、私の目の前まで歩いてきた男の子は
「よろしくねー」
と私に声をかけながら、私の後ろの席の椅子をひいた。