闇瞳

心臓が痛い。

息が苦しい。


「ねー!ねー!晴香?大丈夫?」


あっ!!!行けない。


また発作を起こしてしまうとこだった。


「あっごめん。ちょっと具合悪いから保健室行くね。」


こんな姿がバレる前に、とりあえず学校から出よう。


そう思い、逃げるようにお弁当を片付け荷物を持ち、昇降口へむかった。
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