闇瞳




ブランコとすべり台とベンチのみがある



思い出の公園にきた。



ベンチに座り上を見ると



雲一つない青空が広がっていた。



「ねえ。翔。もう私のこと許してくれた?」



返ってくるわけがないのにそう呟いた。




「ごめんね。私のせいで」




許せるわけがないよね。




わかってる。




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