セツナイ.
「ドッヂボール、バトミントン、卓球、フットサル、…かな」
匠が言っていく種目を委員長が黒板に書いていく。
「人数は、ドッヂボールが16人、バトミントンが8人、卓球4人…
で、フットサルは男8女8な」
みんなまたざわつき始める。
「フットサルは、男と女の人数決まってるが、それ以外は決まってない!」
「文郁なににする?」
「そりゃ、ドッヂ」
そうだと思った。
文郁はサッカー部であるけれど、こんな時までサッカーはしたくないらしい。
「私もドッヂボールかな」