午前0時、魔法が解けるまで。









扉の向こうには今まで来た涼しい顔とは違う、余裕のない顔の砂川さんが立っていた。



「……本当に、すぐ来た」


「うん。約束したからね」




そう言って優しく微笑む砂川さんの胸に飛び込むように駆け寄った。











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