午前0時、魔法が解けるまで。







「お友達?」



2人の小さくなっていく背中を見送りながら、砂川さんが真剣な顔をして問いかけてきた。



「はい。一応、大学仲良くなったんですけど……」



どう説明したらいいのか。


とはいえ語らなくても砂川さんには名前こそ伏せていたものの初めのうちに全てを話していたので、それも合わせて私の挙動を見て察しているだろう。







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