午前0時、魔法が解けるまで。






「もう、いいの……きっと、あの子、もう私には関わらないと思う……」


「は?良くねえだろ。あいつのしたことはただの犯罪だぞ?お前がよくてもあたしが警察に突き出してやんなきゃ気が済まない」



由美子の言葉に私は押し黙る。


そうだ。美香のしたことは立派な犯罪。

全て未遂だったからまだしも、許されるべきことではないだろう。






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