午前0時、魔法が解けるまで。






「さあ、君の友達が心配してる。一度医務室に戻ろうか」



そう言いながら肩を抱かれたかと思えば、軽々と抱き上げられる。


俗に言うお姫様抱っこ。



気恥ずかしさはあったけど、今の私に抵抗する気力も体力も残っていなかった。








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