午前0時、魔法が解けるまで。

私の魔法使い










「無理マジで無理ほんと無理。え?何これつらいしんどい死にたいムリムリムリムリ!」



泣いた。


それはもうみっともなく大声で喚いて泣き叫んだ。



吹奏楽のサークルの人が練習で使う防音バッチリの教室に転がるように駆け込んだ私は扉を閉めた瞬間絶叫をした。


事情を全て知っている高校の時からの親友の由美子は私を心配して後を着いてきたらしい。








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