午前0時、魔法が解けるまで。








「嘘!全然知らなかった」


「まあ、うちに入学して騒がれてたのって最初の一年くらいだけだったらしいし、うちらが入学した頃にはほとんど仕事優先で大学来てなかったらしいしね」


「へえ……アイドルのお仕事だけで忙しいのに、大変だね……」




彼ぐらいの売れっ子なら大学に通うメリットよりもデメリットの方が大きいような気もするけれど。


由美子が私の言葉にうんうんと頷いた。












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