午前0時、魔法が解けるまで。










「わ〜、今日の日替わり季節の特別メニューなんだね!いただきま、」


「で、さっき聞き忘れたけど。砂川とは進展あった?」




ぱちんと手を合わせて食前のあいさつをしようとして、それは由美子によって遮られた。



「…………」




そのままの表情で固まり露骨に黙り込んでしまった私に、由美子はため息をついた。








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