胸キュン、はじめました。
「さすがはハヤテちゃん! やっぱりハヤテちゃんに任せてよかったよー」
リイちゃんは自分のことのように喜んでくれている。ふわふわとした綿菓子のような笑顔で、私の心を癒しながら。
「ありがとう。これでやっと私も一人前の女性になれた気がする」
「えっ、何言ってるの澪ちゃん。それってまだまだでしょー」
キョトンとした様子で、リイちゃんは私をまじまじと見やる。さっきまでの笑顔はどこへやら。
「澪ちゃんは胸キュンしただけで、しかもたったの一度だけでしょ?」
「うん、そうだね」
「だったらそれってまだ、生まれたばかりの赤ちゃんと一緒だよぅ」
「ガーン!」
ガーン。とか、思わずつぶやいてしまった。
最近リイちゃんが毎日のようにマンガを貸してくれるから、それを毎日読んでるせいで擬音語がついつい口をついて出てしまったみたい。
そのうちキュンとかも口で言っちゃう日が来るのでは……。
いや、それはどうだろう。それだけたくさん胸キュンすれば別かもしれないけど、今リイちゃんに私はまだ生まれたての赤ちゃんだと言われたばかりだし。
リイちゃんは自分のことのように喜んでくれている。ふわふわとした綿菓子のような笑顔で、私の心を癒しながら。
「ありがとう。これでやっと私も一人前の女性になれた気がする」
「えっ、何言ってるの澪ちゃん。それってまだまだでしょー」
キョトンとした様子で、リイちゃんは私をまじまじと見やる。さっきまでの笑顔はどこへやら。
「澪ちゃんは胸キュンしただけで、しかもたったの一度だけでしょ?」
「うん、そうだね」
「だったらそれってまだ、生まれたばかりの赤ちゃんと一緒だよぅ」
「ガーン!」
ガーン。とか、思わずつぶやいてしまった。
最近リイちゃんが毎日のようにマンガを貸してくれるから、それを毎日読んでるせいで擬音語がついつい口をついて出てしまったみたい。
そのうちキュンとかも口で言っちゃう日が来るのでは……。
いや、それはどうだろう。それだけたくさん胸キュンすれば別かもしれないけど、今リイちゃんに私はまだ生まれたての赤ちゃんだと言われたばかりだし。