胸キュン、はじめました。
「ハヤテちゃんもなかなかいい案出してくれるじゃんね?」
そう言いながら、リイちゃんは口元に両手の拳を可愛く寄せた。
「そう?」
どこがいい案なのかもよく分からない。そう思う私とは裏腹な様子に思わず首を傾げた。
「だって分析は大事だよぅ! 澪ちゃんはまず、周りの男の子に目を向けてみるべきだと思うんだぁー」
アヒル口がまた可愛いリイちゃんとは打って変わって、私は眉間にシワを寄せながら腕を組んだ。
「向けてないかな?」
「えっ、向けてるつもりなの?」
リイちゃん、その言葉はなんとなくグサッときた……まぁ確かに、向けてるつもりもない、かもだけど。
かもってところに逃げ道作ってる感はあるけど。
「まぁ、何にせよハヤテちゃんと仲良くしてね」
「仲良くと言われても、元々話した事すら無いんだけど」
「だからだよぅ! ハヤテちゃんは言わば、澪ちゃんのパートナーなんだからね。パートナーとは仲良くしなきゃ、良い方向にも進まないでしょ?」
そーいうものなの? なんかよくわかんないんだけどけど……。
「分かった。頑張ってみる」
私の言葉にリイちゃんはにんまりと優しく微笑んだ。
そう言いながら、リイちゃんは口元に両手の拳を可愛く寄せた。
「そう?」
どこがいい案なのかもよく分からない。そう思う私とは裏腹な様子に思わず首を傾げた。
「だって分析は大事だよぅ! 澪ちゃんはまず、周りの男の子に目を向けてみるべきだと思うんだぁー」
アヒル口がまた可愛いリイちゃんとは打って変わって、私は眉間にシワを寄せながら腕を組んだ。
「向けてないかな?」
「えっ、向けてるつもりなの?」
リイちゃん、その言葉はなんとなくグサッときた……まぁ確かに、向けてるつもりもない、かもだけど。
かもってところに逃げ道作ってる感はあるけど。
「まぁ、何にせよハヤテちゃんと仲良くしてね」
「仲良くと言われても、元々話した事すら無いんだけど」
「だからだよぅ! ハヤテちゃんは言わば、澪ちゃんのパートナーなんだからね。パートナーとは仲良くしなきゃ、良い方向にも進まないでしょ?」
そーいうものなの? なんかよくわかんないんだけどけど……。
「分かった。頑張ってみる」
私の言葉にリイちゃんはにんまりと優しく微笑んだ。