嘘つきなキミ
しばらくして...

はやと「こうへい...もっと俺を頼ってくれよ...。」

やっと出た言葉だった。

こうへい「ありがとう。でも、俺十分なくらい頼ってるよ。これ以上迷惑はかけられない」

俺はその言葉に腹が立った。

はやと「誰が迷惑って言った?俺は、迷惑なんて思った事一度もない。お前は俺が頼ったら迷惑なのか?」

こうへい「迷惑なんて思わない。俺は...これ以上お前の負担になりたくねえだけだよ。」

はやと「は?笑わせんな。負担ってなんだよ。負担になんてこれっぽっちも思ってねえーっつうの。」

こうへい「はやとは優しいから...」

はやと「ふざけんな。俺は、お前が大事だから、親友だからやってるだけだ。困った時に、辛い時に助け合うのは当たり前なんだよ。」

こうへいの顔が涙で歪んで見えた。
泣きたいわけじゃないのに
あいつもこんな事望んでる訳じゃないのに...
おれは、抑えきれない涙を流し続けた。

こうへい「......」

はやと「なんか言えよ...。」

こうへい「...ごめんな」

はやと「なんで謝ってんだよ...謝って欲しい訳じゃねえんだよ...」

こうへい「はやと...ありがとう。俺と親友でいてくれて...」

はやと「ぁあーーーー」

俺は泣き叫んだ。
辛かった
ものすごく悔しかった。
そして、、、医者を恨んだ...


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