嘘つきなキミ
ーあいー

私は途方に暮れていた...
その時

ーピンポーン

『宅配でーす』

あい「宅配便?」

みゆき「あっ!手形!!!」

私は急いで玄関に向かった。
そして、大きなダンボールを受け取った。

中を開けてみると...

手形が4つと三枚の封筒が入っていた


手形を包んであるクッション材に名前が書いてあった。

私たちは自分の名前が書いてある手形と封筒を取り出した。

手形を開けてみると
4人の手形が仲良く並び、一言メッセージが彫られていた。
こうへいだけ、自分の手形の下に名指しでメッセージが書いてあった

私のは...愛してる
みゆきのは...幸せになれよ
そして、
はやとのは...ずっと最高の親友

と書いてあった。

私たちは、声を上げて泣いた。


はやと「なんだよこれ...こうへいお前馬鹿じゃねえの...」

みゆき「ホントだよ...」

私達は、泣きながら笑った。
こうへいの粋なサプライズに心が温かくなった。


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