嘘つきなキミ
ー文化祭2日目ー

私は行く気になれず、まだ布団の中に居た

はやとやみゆきから電話がかかって来たけど出てない...

ーピンポーン
ガチャー

チャイムとほぼ同時にドアが開けられた。

みゆき「なにしてるの?早くいくよ!!」

あい「ごめん...今日は休む」

みゆき「はあ...ねえ、あい?こんな事してたらこうへいに呆れられちゃうよ?」

あい「......」

みゆき「こうへいの分まで、楽しもうって決めたじゃん。」

あい「...わかったよ」

私は準備を始めた。
みゆきはなにも言わず、支度が終わるまで待って居てくれた。


学校に到着すると、体育では今日の目玉の大告白大会が始まっていた。

私には無関係だから、スルーしようとするとみゆきが見て行こうって言うから渋々中に入って座った。
みんな幸せそうで、辛かった。


アナウンス「えっとー次で最後になります!!」

やっと終わる
苦痛でしか無かった


アナウンス「さて最後の方は1年C組かたぎり あいさん!!!どうぞ前へっ!!」

あい「はっ?!」

みゆき「あいはこうへいのモノだからその人残念だねw」

はやと「wwwあいに振られるのはだれだ?」

私はされるがまま壇上へあがった。

アナウンス「では、告白する人はこの方ですっ!!!」

そうすると、スクリーンが下がって来た。

アナウンス「みなさん、スクリーンにご注目ください!!!!」


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