嘘つきなキミ

それから、2人づつに分かれて観覧車に乗った。


「ねえ、こうへい?横座ってもいい?」

こうへい「おう!どうしたん?高い所怖い?」

「怖くないよ。こうへいの隣に座りたいだけ。」

こうへい「そっか!じゃあこっちおいで」

「ありがとう。」


私達は少しの間沈黙だった。
でもそれがまた心地よかった。


「ねえ、こうへい?」

こうへい「ん?」

「ちょっと横になりな?私の膝貸してあげるから...」


自分で言ったのに恥ずかしくてどんどん声がちっさくなっいてく。


こうへい「どうしたん?」

「つかれてるんでしょ?もおいいからはやく!」

こうへい「自分で言ってなに照れてんだよwありがとな。」

「////」


恥ずかしくてどうしようもなかった。
でも、それよりこうへいの顔色がどんどん悪くなってるのに無理してるから少しでも楽になれたらって思った...


こうへい...
なんで、無理なんかするの...?




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